おべんとうの時間
投稿日:2017年07月24日
カテゴリー:つぶやき
子供が高校生になってから家族旅行の機会がなくなってしまいさびしい限りですが、中学生までは春夏秋と連休のたびに日本全国あちこち旅をしたものです。
全日空のマイラーだったこともあって、旅行は飛行機+レンタカー。
離島線などやむをえない時を除き、必ず全日空を利用していました。
機内では決まって『翼の王国』(機内誌)を読むのが楽しみで、中でもカメラマンの阿部了さんと妻の直美さん(ライター)の共作『おべんとうの時間』という連載が大好きでした。
(注:最近搭乗していないので今もあるのかわかりません)
いろんな職業、いろんな年代の人の日常のお弁当写真がエピソードと共に紹介されているだけなのですが、それがなんとも心温まるのです。
それにお弁当って、家庭ごとにみんな違っていておもしろいんですよね。
そんなわけで、高校生の息子に毎日持たせている、特別でもなんでもない我が家のお弁当を載せてみたいと思います。
息子からのリクエストはふたつ。
おなかいっぱいになること。
玉子焼きを入れること。
- 焼き鮭
- 厚揚げと野菜の生姜炒め
- 玉子焼き
- さつまいもの甘煮
- セロリの佃煮
寒い時期は保温弁当箱で汁物+ごはん+おかずの三段弁当ですが、暑い今の時期は曲げわっぱの弁当箱で持たせています。
セロリやカブ、大根の葉の部分は買ってきたらすぐ佃煮にしてしまいます。
お弁当に大活躍。
- 焼き手羽の甘酢和え
- 茄子と小女子の炒め物
- さつまいもの白煮
- 枝豆入り玉子焼き
リクエスト通り、玉子焼きはほぼ毎日。
息子の好きなさつまいもも頻繁に登場します。
砂糖醤油で甘辛く煮たり、出汁と塩で白煮にしたり、大学芋風にしたり…いろいろ。
- ぶりの塩焼き
- れんこんと人参のきんぴら
- 玉子焼き
- かぶの葉の佃煮
毎朝5時半起きで弁当を作りますが、すべてイチから作るのは大変!
なので、日曜日にまとめて常備菜を作っています。
きんぴら、ひじきの煮物、切り干し大根、酢漬け野菜などなど、昔からある惣菜ばかりです。
それでも時には疲れていたり、体調がいまいちだったりしてサボりたくなるのがお弁当。
そんなときは、丼ものにするのが決まり。
- 三色そぼろ
- きんぴら
- チーズはんぺん
そぼろ丼は、作るほうは楽ちんでいいのですが、食べるほうは食べにくいからイマイチとのこと。
こちらはもっとサボった日の弁当。
- ドライカレー(塩そぼろの余りを使って)
- ウインナー
- 目玉焼き
- 枝豆(冷凍)
見るからにやる気なし!
この日の夜、珍しく息子が弁当の感想を言ってきました。
「足りなかった。目玉焼きより玉子焼きがいい」
………………と。
はいはい、そうでしたね。
けど、作ってもらえるだけありがたいと思いたまえ!
そんなことを言い合ったりしながらも、365日ほぼ休みなしのお弁当。(土曜も学校、日曜は部活、長期休暇の間もずーっと部活)
あー、暑いし、眠いし、めんどくさいよーと思ながらも、今日もお弁当。
- 竜田揚げのっけ丼
- みょうがと胡瓜の甘酢漬け
- レモンでさっぱりにんじんサラダ
先日おかずとして竜田揚げを入れたら冷たくてもやわらかくて美味しかったらしく(保冷剤で冷え切っています)、今度はもっとたくさん入れてとリクエストがあったので、思い切りのせましたよ!
もともと料理が好きではないので嫌で嫌でしかたなかったお弁当。
でも最近、このお弁当作りが終わると、私の子育ても終わりなんだろうなと思って、母ちゃんは頑張っています。
どうですか。
お弁当って、いろんなエピソードが出てきて面白いでしょう。
現在進行形のお弁当もそうですが、学生時代に作ってもらった【過去】のお弁当を思い返してもいろんなエピーソードが浮かんできますよ。
ぜひお試し下さい。